2013年 02月 23日
今日は半日大阪観光。
今日は大阪観光です。本当の目的は「大阪歴史博物館天下の城下町」「湯木美術館宗旦の高弟」ですが、ついでに「南久宝寺のワイズ」「石井スポーツ」「陶磁美術館」「紅茶のムジカ」と歩くつもりです。全部歩くと時間もかかりますが、バスを待つ時間ももったいないし歩きました。
まずは京阪天満橋から「大阪歴史博物館天下の城下町」へ行きます。途中に英語学校ていう看板が有りました。明治維新の頃に出来たらしいんですが、何度か名前と組織が変わって京都大学になったらしいです。そこから大阪城の堀やら府警本部を通って歴史博物館に着きます。展示品は安土城から江戸城までの図面やら出土品でした。その中で興味深いのは伏見城城下と徳川時代の大坂の地図です。伏見は当時の大名の名前が今の町名になってますし、(例えば井伊掃部・毛利長門。ついでに銀座が有りますが東京の真似ではなく東京が真似です。)大坂は堂島周辺に藩の蔵屋敷が有って、米の売却等で他藩や商人との情報交換もあったようです。それと、江戸には大名屋敷出入りの商人のために、今で言う大名の住宅地図があって展示されてました。
博物館を出て「湯木美術館」へ本町の道を行きます。出てすぐに歩道に大木が有り「なんやろ。」と見に行くと「舎密局」跡の石碑
が有りました。この施設はさっきの英語学校と同じく後で京都大学の前身となったそうです。余談ですが途中の消防署で「火災警報器」の看板
を見つけましたが、さすがアイデンティティーの高い?大阪、大阪弁でした。途中食事を高級和食店やよい食堂で食べて、東横堀を本町橋
を渡ります。この東横堀は大坂城の堀跡で、このあたりの住所の表示もここまでは城内で「内本町」ですがここからは「本町」になります。ここから東横堀を北へ行って「報国積善会(旧岸本家住宅)」
を見ます。スパニッシュというたらいいのか粋な建物です。
で、「湯木美術館宗旦の高弟」では湯木美術館所蔵の茶道具他を見ました。利休の書簡、不昧公の色紙、仁清作水差しやらを見ました。展示室は狭いですがさすがに見るべきものが展示されてます。このあと、自分で運ぶコーヒー(ドトール)を飲んで「芝川ビル」
「適塾(後の大阪大学医学部)」
を通って淀屋橋駅から京阪電車で帰りました。
「石井スポーツ」「ワイズ」は欲しいものが無いのに寒いのん辛抱してまで歩く気は無いわ、「陶磁美術館」は目が疲れたわ、「紅茶のムジカ」は行きたいけど家にまだリーフティーが残ってるしでやめました。